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「軽井沢昆虫クラブ_昆虫探索記」の記事

早春昆虫採集 ~”ふっちー”を探せ!~

2017年3月17日

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 » 早春昆虫採集 ~”ふっちー”を探せ!~

皆さんこんにちは。

題名には「早春」と書いてありますが軽井沢はまだ冬ですね。

前回の投稿からちょっとしてからややありまして。

カッコ良く言えば靱帯損傷、どんくさく言えば捻挫。

しかもそれを右足の小指に起こしてしまったので、まぁたいしたことは全くないのですが1か月ほど昆虫採集をお休みしました。

 

なんて言っていたらもう3月ですよ。

隣町では蝶も飛んでるし、先日行ってきた九州では梅が咲いていましたよ。

軽井沢でもそろそろ昆虫採集をということで春休みも近いので少しだけ塩沢を見てまいりました。

 

今回の狙いは題名にある通り「ふっちー」です。

知ってる人たちでは意外と有名だったりしたのですが、

さて、「ふっちー」って何でしょう。

正解は、「フチグロトゲエダシャク」という蛾の仲間。

いや、正確にはフユシャクの仲間。

基本フユシャクは10月から12月にかけて採集されますがふっちーだけはなぜかこの3月から4月にかけて採集されます。

しかもちょっと珍しかったりするし、第一毛がもふもふ・ふわふわなのでかわいいです。(写真・イラストではわかりにくい個人の意見です。)

 

さて、相手は昼間に飛ぶフユシャク。

いくら見てたって飛んできたりはなかなかしないので草むらだったのであろう枯草の上を網でスイープして飛び出したところを採る作戦。

いたるところに写真には写らないような小さなハエが飛んでいる中、まず最初に飛び出したのは

 

「あぁ!オツネンだ!」

 

オツネントンボが威勢よく飛び出しました。

威勢よく飛び出したんです。

はい。

逃げられました。(汗)

せっかく出てきたのにねぇ。

 

しかし出てきてしまったらしょうがない。

意地でも何か採りたい。

そう思ってうろうろしているうちにお昼。一時休戦。

 

午後、畑に出かけて再挑戦。

ハウス内に置いてあったトレーをひっくり返したら

 何かの幼虫

なんかこんなの去年もいたなぁ。

(詳しくは昆虫探索記の「ビニールハウスで昆虫観察!」たぶん2ページ目のあるので見てください。)

さて、本題へ。

 

そうして少しの時間が過ぎて、結果・・・

 

 部長が描いた「ふっちー」の絵

1匹も採れずに帰ってまいりました…(;´д`)トホホ

気を紛らわせようと絵を描いたわけです。

なんで右側がないのかって?

それはもちろん。うまく描けなかったからです。

また次回に期待しましょう。

(もしかして今年はボーズ採集記が多かったりして?)

 

☆おまけ☆

庭に咲いているフクジュソウなのですが、

 

 フクジュソウとハエの仲間

満開です。

フクジュソウは受粉を手伝ってもらうために太陽の光を集めて、この寒い季節に虫を温めているそうです。

自分の得のためには誰かを得にしなければならんのですなぁ。

 

ではまた次回。

お楽しみに!

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この記事を書いた人
kyotarogoino
昆虫クラブの「部長」
昆虫クラブの部長 みんなからの呼び名も「部長」 本名 きょうたろう 写真は私が描いたミドリシジミの地上絵です。(in こどもの国・神奈川) 現在、中学3年B組(金八先生...ではないんですねぇ。残念。) 目安が無いくらい不定期に投稿更新します。 昆虫クラブ入部希望者待ってます。 ちなみに今年で昆虫クラブは4年目になります。
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