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「軽井沢昆虫クラブ_昆虫探索記」の記事
新春1発目! ウインターライトトラップ!(ボーズ)
2017年1月21日新年あけましておめでとうございます。
今年も不定期更新しますのでこのブログを、そして今年は何があるか分からない昆虫クラブを、どうぞよろしくお願いします。
(今年の昆虫クラブについてのお問い合わせはもうしばらくお待ちください。)
ちなみに年末は年賀状を書くのが忙しかったからパターンを虫しか作れなくてそれを担任の先生に送ったらかなり真面目な言葉が返ってきました。いや、これは秘密にしておけば昆虫クラブ最初の挨拶に使えたやん。大失敗。(もしかしたらまた言うかも。)
さて、新年から東京に行ってむし社の福袋を買ってきてはしゃいで踊って疲れて勉強しないで昆虫クラブのことを考えながら、今日、学校で英検を受けて、そしてさきほど、帰ってきてライトトラップをするために雪かきをして(軽井沢は今朝やや大雪)ちょっと下準備をして寒い外から帰ってきたところです。(長いですね。つまりはいろいろあったってことです。)
今日は1月21日土曜日大安、天候は雲1つない快晴、風速は時速9m、気温は-1℃です。
お察しいたします。「マイナスなのに虫いるの!?」
はい。います。
フユシャク、キリガなどの冬にしか出てこない変わった蛾です。
ちなみに、漢字で書くと「冬尺(冬の尺取虫)」「冬夜蛾(冬の夜の蛾)」になります。キリガはかっこいいですね。
私はキリガの仲間1匹、クロオビフユナミシャク、クロテンフユシャク、ミヤマフユナミシャクをとったことがありますが、いずれも羽のあるオスのみです。(昆虫クラブの方々は虫の便り参照。確か書いたことがあったはず。写真も載ってます。)
あと、自分の経験から、ナガヒョウホンムシという小さな甲虫(標本などの乾物を食べる厄介者)も飛んできたことがあります。
昆虫クラブでも読める「灯りに集まる昆虫たち(海野和夫氏・著)」を少し読み漁ろう、、、
「氷点下にならなければ出てくる」
「うっそだろ!?」
私のこの努力は無駄なのか?わたしの、私のフユシャクは?
いや、このわたし、去年氷点下の中飛来した個体を見つけたことがあるのです。
まだ希望はある。
というわけで、本日の私の装備、紹介します。
1いつものライトトラップ。
水銀灯1つ(日本最後に販売された300W)となぜか倉庫にあったハロゲンライト1つ、その後ろに白いネットです。
点灯時の写真は割愛。
2ブラックライト(足場は畑クラブから拝借した支柱7本と雪かきスコップ。下には落とし穴、ライトの後ろには衝突用の板。)
去年のインセクトフェアで私が¥4500で自腹購入した最強(伝聞)のライトトラップ。
聞いたところでは採集数の少ない、あのヤエヤマコクワガタが集まりやすいとかなんとか。
フユシャクにも効くのだろうか。
全体像は割愛。
さて、ここまでの長い前置きにお付き合いいただきありがとうございます。
今回の目標:氷点下でキリガorフユシャク採集
どうにか採集したい。というのも、最近標本を全然作らないからそろそろ腕が落ちてしまう。
(軟化展翅すればいいのに。)
17:10分 点灯 気温-3℃
18:35分 用事から帰ってきて確認 なにもいない=ボーズ 気温マイナス4℃ 風が止んで倒れる心配はなくなる。
19:30分 寒くなってきたので片づける。
結果:ボーズ。
また挑戦することにします。
お知らせ
2月4日土曜日 東京都
里中先生の野生生物探検(初心者向け)があります。部長は行くつもりですがまだ申し込んでません。残席もあるか分かりませんが、気になったら部長へご一報あれ。虫採りもできるかもしれません。
また、同日に「ピドニア懇談会」という、ピドニア(ヒメハナカミキリ属)を集めてる方々の集まり&講演会があります。部長は行きたがっていますが、本当に本当にピドニアが好きな人、本当に本当に気になった人は部長にご一報あれ。ちなみに参加費1000円。恐ろしくまじめな講演会なので、ほぼ学びに行く感じです。虫採りはしません(たぶん)。ただ、いつもよりも何百倍も濃厚な時間が楽しめます。
ほかにも気になることがあったら部長にご一報あれ
以上です。